棋譜参照・検討

入力した棋譜を参照・検討することができます。参照状態の場合はアイコンが、検討状態の場合はアイコンが表示されています。なお、入力途中の場合はアイコンが表示されています。

  • 入力が完了し、参照・検討状態になっていると、入力した棋譜は基本的に変更されません。
  • アイコン等で局面を移動して振り返ることができます。グラフをタップしてその局面に移動することもできます。
  • 盤面を左右にフリックすることでも1手進めたり(右)、戻したり(左)することができます(v2.0.3より)
  • 参照モードでは盤面編集が利用可能です。盤面編集を行うと、編集後の局面を検討モードとして表示します。例えば返し忘れが発生した棋譜を後で振り返る場合に、もし返し忘れていなかったらどうなったか、等を検討する場合に使うことができます。
  • 参照モードでは、クリップボード以外のインポート機能を利用することは可能ですが、検討モードとして取り込まれます。
  • 操作パネル内のアイコンをタップすると次の手を表す薄い表示のオンオフを変更することができます(v1.7.0より)

操作パネル内のアイコンをタップすると盤面が180度回転します。他のアプリから取り込んだ棋譜等で、向きを変えたい場合に使ってください。

本譜と異なる手を打っていたらどうなっていたかを検討することができます。

  • 参照状態で本譜と異なる手をタップすると、検討モードに入ります。検討モードに入っても本譜は上書きされずに残っていますので、安心して検討してください。
  • 検討後、検討モードに入った局面まで戻ると参照モードに戻ります。検討していた分岐の棋譜は消えますのでご注意ください(本譜はもちろん残っています)。
  • 検討モードでもグラフを描画することが可能です。
  • 検討モードでは盤面編集を利用することはできません。
  • 検討モードではインポート機能を利用することはできません。

(v1.7.0より)

検討の棋譜はそのままでは保存されませんが、後から振り返りたい変化は保存しておくこともできます。

  • 検討モードでその変化を保存したい場合は、その他メニューの「この分岐を保存」を選択し、表示されたアラート画面で「新規の分岐として保存」を選択してください。検討モードで入力した棋譜が分岐として保存されます。(本譜はそのまま残っています)
  • 分岐した棋譜も評価値をグラフ表示したり、コメント入力したりすることができます。
  • 分岐を保存した場合、評価値グラフの分岐地点に三角マークが表示されます。
  • 分岐地点の局面では、分岐手がマスの背景に薄い分岐マークで表示されます。そのマスをタップすると保存した分岐棋譜が再生可能となります。
  • 分岐地点の局面では、現在のモードや最終手を表示する箇所に分岐マークが表示されます。そのマークをタップすることでも保存した分岐棋譜に進むことができます。

以下のようなイメージになります(本譜の修正機能についてもこの図で説明)

また以下の図のように、保存した分岐を削除したり、分岐を本譜に変更したりすることもできます。

多段の分岐も作成可能です。

棋譜を誤って入力完了してしまった場合、以下のような手順により本譜を修正することができます。

  • 参照モードで、入力を誤った局面まで戻り、正しい棋譜を入力します(検討モードとして入力が進みます)。最後まで入力したら、その他メニューの「この分岐を保存」を選択し、表示されたアラート画面で「既存の棋譜を上書き」を選択してください。検討モードで入力した棋譜が本譜として上書き保存されます。
  • もし途中で投了が発生したにもかかわらず、その先まで入力して入力完了してしまった場合は、参照モードで投了の局面まで戻ってその他メニューの「以降の棋譜を削除」を選択してください。その局面より先の棋譜は削除されます。

(v1.1.0より)

以下の手順により、盤面・グラフ・棋譜をTwitter等のSNSに簡単に投稿することができます。

  1. 操作パネル内の共有アイコンをタップしてください。
  2. 「スクリーンショットの共有」をタップしてください。(v2.4.0以降、本手順が追加になりました)
  3. 何を共有するかを選択する画面がポップアップ表示されますので、共有する要素を選択してください。選択したらOKを押してください。
    • 棋譜:棋譜をテキストで共有します。「現局面まで」を選ぶと現在表示中の局面までの棋譜が、「終局まで」を選ぶと(本譜の)最終手までの棋譜が共有されます。また、「現局面まで(リンク)」「終局まで(リンク)」を選ぶと、リンクからのクイック解析起動(ユニバーサルリンク)に対応したリンク(URL)形式で共有されます。リンク形式はv2.10.0以降で対応しています。
    • 次の手:盤面内には通常次の手が薄く表示されていますが、その表示を行うかどうかを選択できます。次の一手問題を出題する場合等はオフにすると良いでしょう。
    • 評価値:盤面内に評価値を表示するかどうかを選択できます。これも次の一手問題を出題する場合等はオフにすると良いでしょう。なお、メイン画面で評価値を表示している場合のみ選択可能です。
    • 定石名:盤面内に定石名を表示するかどうかを選択できます。メイン画面で定石名を表示している場合のみ選択可能です。(v2.0.0以降)
    • 統計:統計情報を表示するかどうかを選択できます。メイン画面で統計を表示している場合のみ選択可能です。
    • 選手名:選手名をそのまま表示する、匿名表示する、非表示にするのいずれかを選択できます。匿名表示にした場合は自分は「自分」、自分以外は「***」と表示されます。SNS等で本名を公開したくない場合は匿名表示または非表示にしてください。(v2.13.2以前はオンオフのみ)
    • 見出し:見出しの試合名を表示するかどうかを選択できます。見出しが存在する場合のみ選択可能です。(v2.13.3以降)
    • グラフ:グラフを共有するかどうかを選択できます。
  4. 共有先を選択する画面が表示されますので、共有先を選択してください。選択可能な共有先はデバイスにインストールされているアプリにより異なります。なお、「画面を保存」を選択すると、スクリーンショットはフォトライブラリに保存されます。

  • 画像は内部的にiPhoneのポートレートモード相当のレイアウトで再描画して共有されるので、実際に画面に表示されている画像とは異なります。
  • 棋譜はテキストで共有されますが、共有先によっては使用されない場合があります。
  • 共有先で画像を編集したい場合、共有先のアプリに画像編集機能がなければ、一度「画面を保存」してフォトライブラリに保存して編集してから共有してください。
  • 共有先選択後の動作は、共有先のアプリケーションのバージョン等により異なる場合があります。

(v2.4.0より)

以下の手順により、表示されている局面までの棋譜をクリップボードにコピーすることができます。棋譜の検討中に定石登録した場合や、Othellodeの問題投稿等を行う際に便利です。

  1. 操作パネル内の共有アイコンをタップしてください。
  2. f5d6…形式でコピーする場合は、「現局面までの棋譜をコピー」をタップしてください。
  3. リンクからのクイック解析起動(ユニバーサルリンク)に対応したリンク(URL)形式でコピーする場合は、「現局面までの棋譜をリンクとしてコピー」をタップしてください。(v2.10.0以降)

棋譜を開いたときに評価値やコメントを表示するかしないかについて、その他メニューの設定メニューで、「現在フォルダ用設定」の「初期表示」の項目で設定することができます。

なお、v2.10.0よりフォルダごとに初期表示設定を変更することができるようになりました。

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  • 最終更新: 2023/05/28 19:45