フォルダ

棋譜Boxでは棋譜をフォルダ毎に分けて管理することができます。ネット対戦とリアル大会の棋譜を分けて管理したり、自分と家族の棋譜を分けて管理したりすることができます。

フォルダは棋譜一覧からフォルダ一覧画面に戻り、「新しいフォルダの作成」をタップして作成してください。不要となったフォルダは、フォルダ一覧でそのフォルダを左フリックし、現れた「削除」ボタンをタップして削除することができます。

  • 大会名・対戦者名のアシスト用データベースや、統計機能はフォルダ毎に管理されています。あまり細かい単位でフォルダを分けないことをお勧めします。
  • フォルダは1階層のみです。フォルダ内に別フォルダを作成することはできません。
  • 初期状態で「マイボックス」という名前のフォルダが作成されています。「マイボックス」のフォルダ名を変更することは可能ですが、このフォルダを削除することはできません。
  • 作成したフォルダ名を変更する場合は、フォルダ一覧画面に戻り、対象のフォルダを左フリックして「設定」ボタンをタップするとフォルダ設定画面が表示されますので、そこから変更してください(v2.0.0より操作方法変更)

フォルダ毎に棋譜の一覧が表示されます。対戦者名、スコア、勝敗(背景色で表示)、大会名、試合番号、日付が表示されます。対戦者名やスコアは左が黒番、右が白番です。

入力が完了していない棋譜にはマークが表示されます。(v2.0.0以降、入力未完了のまま保存することはできなくなりました)

v1.3.0より、棋譜一覧のソート順をフォルダ設定画面から変更できるようになりました。以下のソート順を選択可能です。

  • 日付順(日付降順→大会名降順→試合番号降順) (デフォルト)
  • 大会名順(大会名降順→試合番号降順→日付降順)

フォルダ設定画面は、フォルダ一覧に戻って対象フォルダを左フリックし、設定ボタンをタップすると表示されます(v2.0.0以降、操作方法が変わりました)

棋譜一覧で削除したい棋譜やフォルダを移動したい棋譜を左にフリックすると「削除」「移動」ボタンが現れます。それぞれのボタンを押すと、削除や移動が可能です。

複数の棋譜を一括で削除・移動したい場合は、棋譜一覧の「編集」をタップし、削除・移動したい棋譜を選択してから「削除」「移動」をタップしてください。

また、棋譜一覧の「編集」をタップした直後に「すべて削除」「すべて移動」をタップすることで、フォルダ内の全棋譜(検索結果表示時は、検索条件に該当する全棋譜)を移動・削除することもできます(v2.4.0以降)

本機能はv1.5.0以降で使用可能です。

フォルダ一覧から対象フォルダの左フリックで表示される設定ボタンをタップし、フォルダ設定画面でフォルダの保護や棋譜の保護の設定を行うことができます。

フォルダの保護を有効にすると、フォルダの削除ができないようになります(フォルダ一覧でフォルダアイコンに鍵マークが表示されます)。なお、初期で存在する「マイボックス」フォルダは常に保護されており、保護を解除することはできません。

棋譜の保護を有効にすると、そのフォルダ内の棋譜の削除ができないようになります。保護した場合も、棋譜の追加・編集・移動は可能です。

本機能はv1.2.0以降で使用可能です。

棋譜一覧の一覧部分を下の方にドラッグすると、タイトルバーの下に検索欄が表示されます。検索欄に文字を入力すると検索条件の候補が表示されますので、その候補を選択するか、検索ボタンを押して検索してください。

以下の条件で検索可能です。

  • 初期画面で選択可能な検索条件
    • 「自分」の棋譜
    • 「自分」が黒番の棋譜
    • 「自分」が白番の棋譜(以上の3つは「自分」が設定済みの場合のみ)
    • 入力未完了の棋譜(v2.0.0で廃止)
    • 指定した局面(v2.2.0以降)[説明は後述]
  • 文字入力時に選択可能な検索条件
    • 入力した文字列を含む棋譜(選手名、大会名、コメント)
    • 選手名
      • 選択肢を左フリックすると、その選手の手番(黒番・白番)を指定して検索できます。
    • 大会名
    • 日付
      • 入力欄には以下の形式で数字を入力してください
        • YYYYMMDD (年のみ、年月のみでも可)
        • YYYY/MM/DD (年のみ、年月のみでも可)
        • YYYY-MM-DD (年のみ、年月のみでも可)
        • MMDDYYYY
        • MM/DD/YYYY
        • MM-DD-YYYY
        • MM
        • DD
      • デフォルトでは指定した日付以前を条件に検索します。
      • 選択肢を左フリックすると、その日付丁度・以降を指定して検索できます。
    • 定石名(v2.2.0以降)
      • デフォルトでは指定した定石の最終局面を含む棋譜を検索します。
      • 選択肢を左フリックすると、最終局面だけでなく、その定石と進行が全て一致する棋譜を検索できます。
    • 自分/黒番/白番の終盤石損
      • 入力欄には数字を入力してください
      • デフォルトでは終盤石損が指定した値以下(マイナスなので石損が多い)棋譜を検索します。
      • 選択肢を左フリックすると、その値丁度・以上(マイナスなので石損が少ない)を指定して検索できます。
    • 対戦相手の段級位
      • 入力欄には数字を入力してください
      • デフォルトでは対戦相手の段級位が指定した段級位以上(強い)の棋譜を検索します。
      • 選択肢を左フリックすると、その段級位丁度・以下(弱い)を指定して検索できます。

この機能はv2.2.0以降で使用可能です。

指定した局面を含む棋譜を検索することができます。検索方法は以下の通りです。

  1. 棋譜一覧画面から棋譜を選択、または新規棋譜作成、またはクイック解析でメイン画面を表示します
  2. 棋譜再生または入力で、検索したい盤面にします
  3. 盤面を長押しして離すとその局面を一時記憶するメニューが表示されるのでタップします
  4. 棋譜一覧に戻って、検索バーをタップすると、記憶した局面で検索する選択肢が表示されますのでタップします

この機能はv2.3.0以降で使用可能です。

一度検索した条件をブックマークとして保存することができます。保存方法は以下の通りです。

  1. 通常通り任意の検索条件で検索を行います。複数の検索条件でも構いません。
  2. 検索結果画面の右下のアイコンをタップします。
  3. ブックマーク名を入力する画面が表示されますので、入力して「完了」ボタンを押してください。

登録したブックマークは、棋譜一覧から検索バーを表示して検索のテキストフィールドを選択した際に表示されますので、表示されたブックマークをタップすると使用できます。

また、その他の使用方法は以下の通りです。

  • ブックマーク名を変更したり、ブックマークを削除したりする場合は、ブックマークが表示された状態で左フリックすると「名称変更」ボタンや「削除」ボタンが表示されますのでタップして変更・削除してください。
  • ブックマークの条件を変更することはできません。一度削除してから再登録してください。
  • ブックマークが表示している状態で、右下の「ソート」ボタンを押すと順番を並べ替えることができるようになります。並べ替え終わったら「完了」ボタンを押してください。

フォルダ毎に、「自分」の名前を設定することができます。「自分」の名前を設定しておくと以下の利点があります。

  • 棋譜を新規に作成するときに、黒・白を選択するだけで、その手番に自分の名前を設定することができます。
  • 棋譜一覧で、自分の勝敗を基準に赤(勝)・青(負)・黄(引分)の背景色で表示されるようになるため、勝敗が見やすくなります。
  • 統計機能で、自分の試合のみの統計や、自分が黒番・白番の時に絞った統計が表示できるようになります。

「自分」の名前は以下のいずれかの方法で設定できます。

  • フォルダ一覧画面で対象となるフォルダの左フリックで表示される設定ボタンをタップし、フォルダ設定画面で名前を設定することができます。(v2.0.0以降、操作方法が変わりました)
  • または、一番最初に棋譜を作成し大会情報を入力した際に、入力した選手名のどちらが自分かが聞かれますので、それに答えることで設定することができます。

自分の名前はフォルダ設定画面にて、後で設定したり、後から変更することも可能です。ただし、後で自分の名前を変更しても登録済みの棋譜の対戦者名は変更されないことに注意してください。

本機能はv1.5.0以降で使用可能です。

フォルダ一覧画面で「編集」ボタンをタップすると、各フォルダの右側に3本線のマークが表示されるので、それをつかんでドラッグすることでフォルダを並べ替えることができます。

不具合や操作ミスで棋譜や定石が消えてしまった場合に備えて、棋譜Boxに保存されている棋譜フォルダや定石フォルダをバックアップ、リストアを行うことができます。

以下の2通りの方法で行うことができます。

本方法はv2.6.0以降のみ使用可能です。また、本方法は無制限版のみで使用可能です。

この方法はアプリを起動してバックアップを行う方法です。もし、何らかの不具合等によりアプリが起動しなくなってしまった状態でバックアップを取りたい場合、iOS標準の設定アプリの「棋譜Box」の項目で、「起動時に前回フォルダを開く」をオフにすると起動できるようになる場合があります。

バックアップ

  1. フォルダ一覧左上のバックアップ・リストアアイコンをタップし、「バックアップ」を選択します。
  2. バックアップしたいフォルダを選択し、「実行」ボタンをタップします。
  3. バックアップファイルの作成が開始されます。全て緑のチェックマークになったら、保存ダイアログが表示されますので、iCloudなど保存先を選択して保存してください。拡張子.kbzのファイルがバックアップファイルです。大切に保存しておいてください。
注意事項
  • 定石は全定石フォルダ一括のバックアップのみに対応しています。フォルダごとのバックアップはできません。
  • 全棋譜共通コメントについても一括のバックアップのみに対応しています。
  • 万一、アプリ自体が起動しない場合は(当然ですが)本方法によるバックアップはできません。その場合は、「Mac/PCのiTunesから行う方法」をお試しください。
  • 棋譜12万件程度までは動作確認済みです。

リストア

  1. フォルダ一覧左上のバックアップ・リストアアイコンをタップし、「リストア」を選択します。
  2. リストア対象のバックアップファイルの選択ダイアログが表示されますので、選択してください。
  3. バックアップファイルに入っているフォルダの一覧が表示されますので、リストアしたいフォルダを選択し「実行」ボタンを押してください。
  4. リストアが開始されます。全て緑のチェックマークになったらリストア完了です。
注意事項
  • 本方法では、「アプリから直接行う方法」でバックアップしたバックアップファイルからのみリストア可能です。
  • 棋譜フォルダは、画面に表示されているフォルダ名ではなく、内部管理されている名称に基づいてリストアが行われます。仮に「A」というフォルダをバックアップ後、フォルダ名を「B」に変更し、その後にリストアを行ったとしても、「B」のフォルダがバックアップ内容で上書きされることになりますので注意してください。
  • 定石は全定石フォルダ一括のリストアのみに対応しています。フォルダごとのリストアはできません。
  • 全棋譜共通コメントについても一括のリストアのみに対応しています。
  • 途中で中断した場合でも、既にリストア完了したフォルダについてはリストアされた状態になります。
  • 本方法は無制限版のみの機能です。万一、アプリ自体が起動しない等の理由で再インストールした後にリストア操作を行う場合は、まず無制限版の購入情報の復元を行ってください。
  • 棋譜12万件程度までは動作確認済みです。

バックアップ

  1. iPhone/iPadとMacやPCを接続し、iTunesの「ファイル共有」で棋譜Boxを選択してください。棋譜Box内のファイル・フォルダ一覧が表示されます。
  2. フォルダをMacやPCにコピーしてください。

注意事項
  • フォルダ名は内部管理されている名称(英数字の羅列)であるためアプリ画面上に表示されているフォルダ名とは異なりますが、フォルダの更新日時等によってどれがどのフォルダかを判断してください。
  • 定石は全定石フォルダがOpeningフォルダ内に入っていますので、Openingフォルダ全体をバックアップしてください(部分的にバックアップすることはできません)
  • 全棋譜共通コメントはすべてPositionCommentフォルダ内に入っていますので、PositionCommentフォルダ全体をバックアップしてください(部分的にバックアップすることはできません)
  • MacやPCにコピーされたフォルダのファイルを編集・追加・削除しないようにしてください。

リストア

万一アプリ側の不具合等により棋譜が消えてしまった場合は、以下の方法によりリストアを行ってください。

  1. iPhone/iPadとMacやPCを接続し、iTunesの「ファイル共有」で棋譜Boxを選択してください。
  2. バックアップしたフォルダを棋譜Boxにコピーし直してください。
  3. iPhone/iPad側で棋譜Boxを一度終了し、再起動してください。
注意事項
  • 「Mac/PCのiTunesから行う方法」でバックアップしたフォルダのみリストアすることができます。
  • 復元後は、アプリを再起動してください。再起動しないとフォルダが表示されない場合があります。

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  • 最終更新: 2020/08/09 19:34