以前のリビジョンの文書です


統計表示

棋譜Boxではフォルダ毎に各局面の勝敗を統計表示することができます。操作パネルの統計アイコンをタップすることで、表示のオン・オフを切り替えることができます。

その局面の勝敗状況を表示します。

  • 赤枠部分は統計対象となっている試合の情報を表しています。統計対象はその他メニューの設定メニューから変更することができます。
    • :フォルダ内の「自分」の試合が対象となっています。黒石や白石のマークが一緒に表示されている場合は、「自分が黒番の試合」「自分が白番の試合」が対象となっています。
    • :フォルダ内の全試合が対象となっています。
  • 青枠部分は統計対象となっている試合について、その局面の現在の手番側(棒グラフの横に表示されています)から見た勝敗の状況を表します。勝・敗・引分が率と棒グラフで表示されます。

クイック解析画面で統計表示をしている場合、プレーヤー名表示部分(「黒番」「白番」を表示している部分)をタップすることで、「自分」が黒番か白番かを設定し、その統計を表示することができます(v2.2.0以降のみ)

その局面で各マスに打った場合の勝敗状況を盤上にグラフ表示します。

  • グラフの赤・青・黄は、そのマスに打った場合の打った側から見た勝・敗・引分の率を表しています。
  • 円グラフの左側のパーセント表示は、そのマスに打った試合数の比率を表しています。(v2.2.0以降のみ)
  • 従来は棒グラフ表示がサポートされていましたが、v2.10.0で廃止され、v2.2.0で導入された円グラフ表示に統一されました

より詳細に見たい場合は、操作パネルの詳細情報アイコンをタップしてください。各マスの統計情報がより詳細に見られます。盤上のマスをタップすることで表示対象のマスを変更できます。

統計の見方は、基本的に局面全体の統計と同様です。なお試合数の下のパーセント表記は、その局面全体の試合数におけるそのマスに打った試合数の割合を表します。

本機能はv1.5.0以降で使用可能です。

棋譜一覧画面および棋譜の検索結果画面の左下のグラフアイコンをタップしてください。棋譜一覧ではそのフォルダの全棋譜を対象とした統計が、検索結果画面ではその条件で絞り込んだ棋譜を対象とした統計が表示されます。

フォルダ毎統計機能では、以下の統計が表示されます。

  • 自分の成績(フォルダ設定で「自分」の名前が設定されている場合のみ)
    • 自分から見た黒番・白番・全体の各種統計情報
  • 全プレーヤーの成績
    • 全プレーヤーの黒番・白番の各種統計情報

検索結果画面からも統計表示ができるため、特定の時期や特定の大会、特定の対戦相手で絞り込んだ統計を表示することも可能です。

表示される統計項目の意味は以下の通りです。

  • 勝敗
    • 試合数、勝・敗・分の各数、勝率が表示されます。勝率は引き分けを0.5勝として計算されます(v2.7.0以降。v2.6.5までは引き分けは除外した値としていました)
    • 試合結果が入力済みの試合のみが対象となります。
  • 40手目勝敗※(v2.7.0以降)
    • 40手目終了時点の評価値から見た試合数、勝・敗・分の各数、勝率が表示されます。勝率は引き分けを0.5勝として計算されます。
    • 40手未満の棋譜は対象外となります。
  • 終盤石損・回数※(回数はv2.7.0以降)
    • 41手目以降の石損(最善手に対して何石損の手を打ったか)の累計とその回数の1試合あたりの平均値が表示されます。
    • 終盤で返し忘れが発生した棋譜は対象外となります。
  • 終盤パーフェクト※(v2.7.0以降)
    • 41手目以降の石損が0の試合数およびその割合が表示されます。
    • 終盤で返し忘れが発生した棋譜は対象外となります。
  • WLD変動※(v2.7.0以降)
    • 41手目以降の着手のうち、逆転の悪手を打った回数の1試合あたりの平均が表示されます。
    • 回数は勝→敗が1、勝→分や分→敗は0.5としてカウントされます。
    • 終盤で返し忘れが発生した棋譜は対象外となります。
  • 石数gain※(v2.7.0以降)
    • 41手目以降で相手ミスによる獲得石数(すなわち、自分と相手の終盤石損の差)の1試合あたりの平均が表示されます。
    • 終盤で返し忘れがどちらかに発生した棋譜は対象外となります。
  • 勝敗gain※(v2.7.0以降)
    • 41手目以降の逆転試合(すなわち、40手目と最終で勝敗が異なるもの)の発生率が表示されます。(絶対数ではなく率で表示しています)
    • 一番左の正の値は逆転勝ち試合(敗→勝を1、敗→分や分→勝を0.5としてカウント)の発生率です。
    • 二番目の負の値は逆転負け試合(勝→敗を1、勝→分や分→敗を0.5としてカウント)の発生率です。
    • 「計」は逆転勝ち、逆転負けの合計値です。
    • 試合結果が入力済みかつ、40手以上の試合のみが対象となります。

※印の項目はメイン画面でグラフ描画を行った棋譜のみが集計対象となります。

表示される項目の多くは、井端三段が考案された項目です。元々は井端三段のWebサイトで紹介されていましたが、現在は閉鎖されているようです。他の方による解説記事や動画を紹介しておきますので、参考にしてください。

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  • 最終更新: 2021/04/18 11:45